ついに本格的に夏競馬が到来!GⅠまでは3か月も空いてしまいますが、この夏競馬の期間は予想が難解な重賞が続きますが、だからこそ一番の稼ぎ時!
このラジオNIKKEI賞もその難解重賞の一つ。毎年7番人気以下が絡み、2013年には3連単91万7500円を記録している荒れる重賞です。

こんな重賞どうやって予想したらいいんだよ!
このように予想もお手上げという人も多いのではないでしょうか。
そこで過去10年データを分析し、過去傾向から今年の穴馬を見つけていきます!
この記事では過去に大阪杯10番人気3着のダノンザキッド、NHKマイルカップ9番人気1着のシャンパンカラーなど穴馬の推奨実績があります。今回もお任せください!

ラジオNIKKEI賞 コース特徴

コース形態 | 芝・ダート | 距離 | 直線の長さ |
---|---|---|---|
右回り | 芝 | 1800m | 292m |
スタンド前からスタートし、コースを1周するコース。最後の直線が短く、前有利になりやすいため、いいポジションを取ろうとスタートからペースが速くなりやすい。
スタートから最初のコーナーまでは約305mと長いため、他のローカル競馬場よりは内枠有利の傾向になりにくい。
開催前半は前有利になりやすいが、開催後半には馬場が荒れて内が伸びず、外差しが決まりやすい馬場となる。開催前半と後半とで有利脚質が変化する点には注意したい。
ラジオNIKKEI賞 過去10年データ分析

枠順別成績
枠順 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 3-1-2-10 | 18.8% | 25% | 37.5% |
2枠 | 2-2-3-9 | 12.5% | 25% | 43.8% |
3枠 | 1-1-1-13 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
4枠 | 0-0-0-18 | 0% | 0% | 0% |
5枠 | 1-3-1-15 | 5% | 20% | 25% |
6枠 | 1-2-0-17 | 5% | 15% | 15% |
7枠 | 1-0-2-17 | 5% | 5% | 15% |
8枠 | 1-1-1-17 | 5% | 10% | 15% |
内枠有利の傾向。特に1・2枠が複勝率35%越えと非常に好成績を残しています。内枠に入った馬を中心に狙いたい。
4枠が複勝率0%である点は注意。3番人気でも馬券外になっています。
一方で外枠でも満遍なく好走馬が出ています。外枠による大きな不利はなさそうです。
人気別成績
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 2-2-0-6 | 20% | 40% | 40% |
2番人気 | 2-0-1-7 | 20% | 20% | 30% |
3番人気 | 2-0-0-8 | 20% | 20% | 20% |
4~6番人気 | 2-1-4-23 | 6.7% | 10% | 23.3% |
7~9番人気 | 2-5-4-19 | 6.7% | 23.3% | 36.7% |
10番人気以下 | 0-2-1-53 | 0% | 3.6% | 5.4% |
荒れる重賞らくし上位人気馬の複勝率が低く、信頼度は低い。特に1番人気は4年連続で好走馬がいません。
一方で7~9番人気が複勝率36.7%と非常に高い。毎年必ず1頭7番人気以下が絡んでいるので積極的に狙っていきたい。
所属別成績
所属 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
美浦 | 5-7-5-73 | 5.6% | 13.3% | 18.9% |
栗東 | 5-3-5-43 | 8.9% | 14.3% | 23.2% |
美浦・栗東所属ともに5勝づつ。好走数は美浦が多いものの、複勝率は栗東優勢。
所属によって評価を上げたり、下げる必要はなさそう。
脚質別成績
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 1-2-3-4 | 10% | 30% | 60% |
先行 | 4-5-2-27 | 10.5% | 23.7% | 28.9% |
差し | 4-2-2-46 | 7.4% | 11.1% | 14.8% |
追い込み | 1-1-3-39 | 2.3% | 4.5% | 11.4% |
逃げ・先行馬が有利傾向。特に逃げ馬は3年連続で好走しており、無条件で抑えておきたい。
一方で開幕週であるため、後方脚質の馬は苦戦傾向。のちに菊花賞、天皇賞春連覇を達成するフィエールマンも2着に敗れている。
負担重量別成績
負担重量 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
52kg以下 | 0-0-1-25 | 0% | 0% | 3.8% |
52kg超56kg未満 | 8-10-8-73 | 8.1% | 18.2% | 26.3% |
56kg以上 | 2-0-1-18 | 9.5% | 9.5% | 14.3% |
ハンデ重賞は負担重量にも注目。52kg以下の馬は重量は少ないが、実績も乏しいため好走は難しい。
同様に実績があっても重量が重すぎても好走は難しい。
52.5~55.5kgの斤量を背負った馬を中心に予想を組み立てたい。
×ダイシンヤマト、バルサムノート
前走別成績
前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
プリンシパルS | 3-1-1-7 | 25% | 33.3% | 41.7% |
青葉賞 | 1-0-1-5 | 14.3% | 14.3% | 28.6% |
皐月賞 | 0-1-1-6 | 0% | 12.5% | 25% |
その他のレース | 6-8-7-98 | 5% | 11.8% | 17.6% |
3歳限定重賞であるため、世代トップクラスのレースに出走していた馬の好走率は非常に優秀。
プリンシパルS組が特に好成績だが、今年の該当馬はなし。
グラニットが唯一の皐月賞出走馬。
その他のレースに出走していた馬の前走間隔別成績
前走との間隔 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
中7週以内 | 6-7-6-65 | 7.1% | 15.5% | 22.6% |
中8週以上 | 0-1-1-33 | 0% | 2.9% | 5.7% |
その他のレースに出ていた21頭中19頭が前走から中7週以内の馬でした。
中8週以上ながら好走したうちの1頭はフィエールマン。間隔が空いている馬の好走はほとんど難しいと考えたい。
×アグラシアド、ウヴァロヴァイト、エマヌエーレ、コレペティトール、シーウィザード
性別成績
性別 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
牡馬 | 10-9-10-94 | 8.1% | 15.4% | 23.6% |
牝馬 | 0-1-0-22 | 0% | 4.3% | 4.3% |
圧倒的に牡馬優勢傾向。牝馬で好走したのは2016年2着のダイワドレッサーのみ。
「夏は牝馬」の格言はありますが、牝馬の好走は難しいレースです。
×ウヴァロヴァイト、アグラシアド
「中山以外のJRAの競馬場の1600メートル超2200メートル未満、かつ出走頭数が10頭以上のレース」において1着となった経験の有無別成績
経験の有無 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
あり | 9-9-9-59 | 10.5% | 20.9% | 31.4% |
なし | 1-1-1-57 | 1.7% | 3.3% | 5% |
馬券内30頭のうち27頭が「中山以外のJRAの競馬場の1600メートル超2200メートル未満、かつ出走頭数が10頭以上のレース」において1着となった経験があった馬でした。
一方この経験がなかった馬は複勝率5%と苦戦しています。さらに過去6年に絞ると【0-0-0-31】と1頭も好走できていません。
この経験がなかった馬は消し。
×グラニット、シーウィザード、ダイシンヤマト、エマヌエーレ
まとめ
今回っはラジオNIKKEI賞の過去10年データを分析していきました。
プラスデータ | マイナスデータ |
---|---|
1・2枠 | 4枠 |
7~9番人気 | 1番人気 |
逃げ・先行馬 | 追い込み馬 |
斤量52.5~55.5kg | 斤量52kg以下 |
前走から中7週以内 | 中8週以上 |
牡馬 | 牝馬 |
中山以外のJRAの競馬場の1600メートル超2200メートル未満、かつ出走頭数が10頭以上のレースでの1着経験あり | 経験なし |

コメント