【桜花賞2023】歴史的名牝誕生の予感! 最終予想

競馬予想

桜花賞の枠順が発表されました。詳しい枠順については以下を参照してください。

桜花賞(G1) 出馬表 | 2023年4月9日 阪神11R レース情報(JRA) – netkeiba.com

今回は枠順を考慮して桜花賞の最終予想を発表していきたいと思います。

桜花賞の過去10年データ分析は↓こちらを参考にしてください!

桜花賞 最終予想

◎ リバティアイランド

本命はリバティアイランド。想定1番人気、鞍上は川田将雅騎手。阪神JF1着からの参戦です。

説明不要の2歳女王。前走3着以内、前走3番人気以下、前走重賞組と多数のプラスデータに該当しています。また、前走馬体重が462kgのため、馬体重も好データに該当する可能性があります。

この馬といえば衝撃の新馬戦。新馬戦ではJRA史上歴代最速タイの上がり31.4秒を記録しました。(ラスト600mのタイム)このタイムは2022年新潟1000mでルッジェーロに並ぶ記録。1000m直線レースと同タイムをマイル戦、しかも新馬戦で出したというのは驚き。この馬の高いポテンシャルを示しています。

その後のアルテミスSでは惜敗したものの、前走の阪神JFでその能力に疑う余地のないことを証明しました。その内容は圧巻の一言。

中団辺りでレースを進め、直線に入るとものすごい手応えで一気に先頭集団を捕まえる。そして鞭が一発入るとさらに加速して後続を突き放した。結局鞭はこの一発のみで、最後は流すような感じ。それでも2着とは2馬身半差を付けました。

更に評価したい点は位置取り。直線に入った時にリバティアイランドは外を走っていました。2~6着の馬の位置取りを見ると5頭のうち4頭が内をロスなく走っていました。残りの1頭もリバティアイランドとほぼ同じ位置取り。このことからも内有利な展開のレースでした。そんなレースを外を回して1着になったのは着差以上の強さがあったと感じます。

桜花賞と同舞台のレースでのこの圧勝劇。同様に阪神1600mのチューリップ賞をみても、この馬を負かせそうな馬はいませんでした。

不安があるとすれば枠順。走りやすい外枠の方がいいなと思っていましたが、2枠3番とかなり内枠に入りました。他馬からのマークはかなり厳しくなりそうですし、前が壁になって直線で上手く脚を使えないという展開も考えられます。

しかし、鞍上の川田騎手は過去5年阪神では複勝率60%とまさに「阪神の鬼」。この名手がうまく導いてくれることでしょう。スピードの求められた新馬戦、パワーの求められた阪神JFと両方で結果を出していて自在性もある。1倍台の圧倒的な人気となりそうですが、納得の本命です。

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○ ライトクオンタム

対抗はライトクオンタム。想定2番人気、鞍上は武豊騎手。シンザン記念1着からの参戦です。

対リバティアイランド最右翼の馬。前走重賞組、前走3着以内、前走3番人気以内と好走数の多いデータに該当しています。この馬もリバティアイランド同様に高いポテンシャルを秘めています。

この馬で評価できるのは新馬戦。この新馬戦で後半5ハロンタイム57.7秒を記録しました。(ラスト1000mのタイム)2歳戦東京芝1600mで後半5ハロン57秒台を記録したのはライトクオンタムを含めて4頭のみ。

他の3頭はグランアレグリアサリオスナミュール。グランアレグリアとサリオスはGⅠ馬。ナミュールはオークス3着、秋華賞2着とGⅠでも好走。これだけでもこの馬がGⅠレベルのポテンシャルを秘めていることが分かります。

そして前走シンザン記念ではそのポテンシャルの高さを証明しました。2戦目で初重賞挑戦、牡馬相手。新馬戦では逃げたものの、出遅れたことで後ろからの競馬。得意の形ではなかったものの、大外から差し切り勝ち。ゲートでイレ込むなど幼さは見せたものの、こうした自在性が見れたのは高評価です。

今回は1枠2番と最内枠に入りました。スタートを上手く出られれば逃げの上手い武豊騎手ですし、新馬戦のようなレース展開ができそう。勝ち馬こそ出ていないものの、複勝率21.1%と好枠です。リバティアイランドが中団でマークされる展開になりそうなので、前目につけてほしい。

不安点としては馬体重とシンザン記念のレースレベル。この馬は馬体重420kg台とかなりの小型馬。桜花賞はタフなレースで、460kg未満の小型馬は【0-5-5-92】複勝率9.8%と苦戦傾向。昨年1番人気のナミュールも10着に敗れたため不安が残ります。

また、シンザン記念は7頭立てと少頭数。そこから18頭立ての多頭数レースに対応できるのかは疑問です。1枠に入ったことでこの影響は大きく出そうです。さらに2着のペースセッティングは次走11着に大敗。他馬も結果を残せておらず、全体的なレベルが低かっただけの可能性があります。

しかし、昨年さらに小さいピンハイが406kgで1着と0.1秒差の5着。能力次第では挽回も可能でしょう。シンザン記念はアーモンドアイをはじめ出世レースです。さらにこの馬はディープインパクト産駒。【3-4-2-27】複勝率25%と相性の良い血統。そして、鞍上はディープインパクトの主戦騎手武豊。調教師はその弟武幸四郎というドラマ性もあるので、ぜひ頑張ってもらいたい一頭です。

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▲ ペリファーニア

三番手はペリファーニア。想定6番人気、鞍上は横山武史騎手。チューリップ賞3着からの参戦です。

レジェンド安藤勝己さんも期待の穴馬として指名した馬。この馬は前走重賞組、前走3着以内、前走3番人気以内のプラスデータに該当しています。さらに【4-8-6-30】複勝率37.5%と最も相性の良い前走チューリップ賞組です。

そのチューリップ賞では3着に敗れました。しかし、見直せる内容。前走は不利に働いた要素が多数ありました。2走目での初重賞挑戦、初輸送、大外8枠、出遅れ、喉なりの影響がありました。喉なりとは喉の神経が麻痺して呼吸がしづらくなること。

前走は大外から出遅れましたが、かなり脚を使って無理やり前目のポジションを取りに行きました。喉なりでうまく呼吸ができない中でいきなりかなりのスタミナを消費してしまった。横山騎手のコメントによると「4コーナーからかなり息が苦しくなっていた。手応えほど伸びなかった」とかなりの影響が出たとのこと。それにも関わらず3着に入ったのはかなり評価できます。

調教では好タイムをマークしており、併せた馬に6馬身先着の文句なしの内容。喉なりの影響を感じさせないような走り。今回は7枠14番と外目の枠に入ってしまいました。前目のポジションをとりたいこの馬にとっては少し微妙なところ。しかし、内枠の馬は2枠のリバティアイランドをマークするので、内で牽制し合っている間に外から前目のポジションをスムーズにとる展開も期待できます。

不安点としては血統面。父はモーリス。モーリス産駒の主な特徴としては基本的に晩成傾向。そのためクラシック路線で目立った活躍をした馬はいません。さらに適正距離についても1800mから2000mあたりでマイル戦は適正とはいえません。瞬発力のあるタイプというよりはいい脚を長く使う傾向が強く、直線の長い阪神外回りも合う舞台とはいえません。

しかし、兄弟には2021年の年度代表馬エフフォーリアがいる超良血。この馬の能力の高さは血統面からも裏付けられています。さらに鞍上はエフフォーリアの主戦であった横山武史騎手。このコンビで兄の果たせなかった阪神コースでの勝利をあげて欲しいです。

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△ モズメイメイ

桜花賞との相性の良い前走チューリップ賞組。逃げ馬で内枠に入れたのは好材料。そのチューリップ賞では1着になったにもかかわらず、想定9番人気なので、オッズ的にもおいしく感じる。

内枠はリバティアイランドをマークする牽制のやり合いになると思うので、その隙にスッと先頭に立って逃げっ切ってもらいたい。スタートがうまいタイプの馬なので、問題なく逃げれるでしょう。

不安点としては鞍上。今回は和田竜二騎手との初コンビ。前走チューリップ賞の勝利は正直武豊騎手がうまく乗ったという印象。それでも2着とタイム差なしなので、この乗り替わりによって逆転してしまう可能性も十分あります。それでも調教でこの馬に乗った和田騎手は自信をのぞかせるコメントをしていたので、このコンビでの逃亡劇に期待したい。

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△ シンリョクカ

前走阪神JF2着馬。桜花賞と同舞台のレースで結果を残しているのは高評価できる。12番人気2着であるためフロックかとも思いますが、内馬場から伸びてゴール手前で2番手に躍り出ると3着ドゥアイズの猛追を粘りこんでの2着。実力通りの結果だったのではないかと思います。この馬が7番人気なのはおいしい。

不安点としては前走440kgと小柄な点。タフなレースになる桜花賞は小型馬が苦戦傾向です。しかし、血統面は父サトノダイヤモンド、母父キングカメハメハとともにスピードよりはパワーに優れたような血統。阪神JFでも好走できているので心配ないでしょう。

阪神JFではリバティアイランドと同じような競馬をして力負けした形だったので、昨秋からどれだけ成長できているのか。

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△ ドゥーラ

桜花賞と相性の良いチューリップ賞組。しかし、その前走では1番人気に推されながらも15着と大惨敗。しかし、この時は進路取りが上手くいっていませんでした。前が壁になって全く追えていませんでした。しかも直線に入ったところで他馬と接触しかけたことで走る気を無くしていたように見えました。そのため前走は度外視していいです。チューリップ賞組は前走大敗でも巻き返しがあるので大丈夫でしょう。

この馬で評価したいのは前々走の阪神JF。ここでは6着に負けています。しかしこの時は大外8枠発走でスタートで出遅れたことで得意の先行策をとることができず終始後方追走を余儀なくされ4コーナー通過も18頭中17番手でした。さらに直線入ってすぐに4枠の2頭に挟まれたことで追い出しを開始するのが遅れる不利もありました。このように上手くレースを運べなかったにも関わらず、リバティアイランドを抑えて上がり最速を記録したのは負けて強しの内容だったと思います。また、同じ8枠で同様に出遅れたウンブライルとラヴェルは上位人気ながら10着未満に沈んでいることを考えるとドゥーラの地力の強さがうかがえます。

前走の大敗で戸崎騎手も乗り方を変えてくるはずです。前走1番人気で地力は高い馬にも関わらず想定10番人気とかなり軽視されているので狙っていきたい穴馬です。

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まとめ

今回は桜花賞の最終予想を発表していきました。最終予想印は以下の通り

◎ リバティアイランド

○ ライトクオンタム

▲ ペリファーニア

△ モズメイメイ、シンリョクカ、ドゥーラ

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