【皐月賞2023】今年のメンバー難解過ぎるって!データで好走馬を絞り込む!

競馬予想

4月16日(日)には皐月賞が開催されます。牡馬1冠目となる皐月賞。今年は朝日杯勝ち馬、ホープフルS勝ち馬がともに出走してきません。そのため例年以上に難解なメンバーとなりました。

正直自分も「どれが勝つか予想が難しすぎる!」「きそうな馬が多すぎるよ!」とお手上げ状態です。同じように感じている人も多いと思います。

しかし、こう思っているのは僕やあなただけではありません!みんな感じていることなんです。

そんなあなたのために今回は皐月賞の過去10年データ分析で好走馬を絞り込んでいきたいと思います!

「そんなので絞り込めるわけない」「初心者には難しすぎる」と思う方もいると思います。大丈夫です!自分も競馬歴1年以内の初心者ですが簡単に好走馬を絞り込めています!

先々週の大阪杯では○ダノンザキッドが10番人気3着!◎マテンロウレオが9番人気4着、先週の桜花賞では◎リバティアイランド1番人気1着!▲ペリファーニア5番人気3着!

うまくデータを活用して馬券を的中させましょう!今週もあなたのお役に立てれば嬉しいです!一緒に頑張りましょう!

  • 勝率・・・1着になる確率
  • 連対率・・・2着以上になる確率
  • 複勝率・・・3着以上になる確率

皐月賞 コース特徴

コース形態芝・ダート距離直線の長さ
右回り 中山2000m310m

中山競馬場の内回りを1周するコース。中山の急坂を2回登ることに加えてコーナーを4回周るため、スピード、スタミナ、パワー、器用さと求められることが非常に多いコースです。

スタートから1コーナーまでは405mと長いため、そこまで激しい先行争いにはなりにくく、直線も310mと短いため逃げ・先行馬が有利になりやすい。さらに内回りの2コーナーと3コーナーはカーブがキツイため内ラチをロスなく走ることが重要になってくる点も逃げ・先行馬に有利といえます。内をロスなく走れることが重要になることで多頭数の大外枠は不利です。

皐月賞 過去10年データ分析

人気別成績

人気成績勝率連対率複勝率
1番人気3-1-2-430%40%60%
2番人気2-2-0-620%40%40%
3番人気1-3-2-410%40%60%
4~6番人気1-2-2-253.3%10%16.7%
7~9番人気3-2-3-2210%16.7%26.7%
10番人気以下0-0-1-820%0%1.2%

上位人気は堅実に好走しています。10年で7回1~3番人気から2頭が好走しています。基本は上位人気から軸馬を探しましょう。

一方で下位人気でもかなりの好走数です。上位人気馬+穴馬という決着が非常に多い。しかし、10番人気以下からの好走は1頭のみなので、穴馬は9番人気以内から探したい。

枠順別成績

枠番成績勝率連対率複勝率
1枠2-0-0-1710.5%10.5%10.5%
2枠1-1-2-165%10%20%
3枠0-1-0-190%5%5%
4枠3-3-1-1315%30%35%
5枠0-0-2-180%0%10%
6枠2-0-3-1510%10%25%
7枠1-3-0-233.7%14.8%14.8%
8枠1-2-2-223.7%11.1%18.5%

コース特徴からも基本的には内枠有利。特に4枠からの好走が目立ちます。昨年途切れるまでは5年連続で4枠から好走馬が出ていました。

外枠からの好走も多数で注意が必要です。7枠から好走した4頭のうち3頭は5番人気以下、8枠から好走した5頭のうち3頭は8番人気。外枠は穴馬の好走が目立ちます

所属別成績

所属成績勝率連対率複勝率
美浦6-3-4-519.4%14.1%20.3%
栗東4-7-6-923.7%10.1%15.6%

美浦所属優勢。ここ2年は美浦所属馬の1,2着となっています。輸送がない関東馬の方が優位なようです。

今年も1番人気想定のソールオリエンスが美浦所属。

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脚質別成績

脚質成績勝率連対率複勝率
逃げ0-1-1-110%7.7%15.4%
先行4-6-3-2311.1%27.8%36.1%
差し6-2-5-608.2%11.0%17.8%
追い込み0-1-1-490%2.0%3.9%

前有利なコース特徴の通り先行馬が複勝率36.1%とかなりの信頼度。7,8枠から好走した9頭のうち6頭が先行馬と枠順関係なく好走できるようです。軸は先行馬から。

差し馬も最多の6勝。上がり6位以下の馬はここ8年で【0-2-2-88】複勝率4.3%と苦戦気味。末脚勝負になりやすいので速い上がりの使える馬を狙いましょう。

デビュー戦の着順別成績

デビュー戦の着順成績勝率連対率複勝率
1着7-9-9-687.5%17.2%26.9%
2着2-1-0-296.3%9.4%9.4%
3着1-0-1-146.3%6.3%12.5%
4着以下0-0-0-320%0%0%

馬券内30頭のうち25頭がデビュー戦で勝利していました。特にここ4年は馬券内12頭すべてがデビュー戦で勝利していた馬でした。軸馬はデビュー戦1着の馬。

一方でデビュー戦で4着以下だった馬は1頭も馬券に絡んでいないので消し。

×ウインオーディン、トップナイフ、メタルスピード

前走人気別成績

前走人気成績勝率連対率複勝率
1番人気6-7-5-2813%28.3%39.1%
2番人気1-1-1-224%8%12%
3番人気1-0-1-194.8%4.8%9.5%
4番人気1-1-0-194.8%9.5%9.5%
5番人気0-1-2-130%6.3%18.8%
6~9番人気1-0-1-362.6%2.6%5.3%
10番人気以下0-0-0-60%0%0%

前走1番人気の馬が複勝率39.1とかなり信頼できます。2番人気以下に大きな差をつけています。

ハイレベルな前哨戦重賞を勝ち抜いてきた馬が多く出走してくるのでそこで1番人気だったということは実力を証明する一つの目安となるようです。

○シャザーン、セブンマジシャン、トップナイフ、フリームファクシ

前走4コーナー通過順別成績

前走4コーナー通過順成績勝率連対率複勝率
先頭0-2-1-170%10%15%
2・3番手5-3-2-429.6%15.4%19.2%
4・5番手3-1-5-366.7%8.9%20%
6番手以下2-4-2-483.6%10.7%14.3%

先行馬が有利のレースのため、前走も先行していた馬が有利傾向。前走4コーナー2~5番手だった馬を狙っていきたい。

一方で前走逃げていた馬は勝っていません。割り引きが必要です。

○ショウナンバシット、ソールオリエンス、タスティエーラ、トップナイフ、ファントムシーフ、フリームファクシ、べラジオオペラ、ホウオウビスケッツ、メイテソーロ、ワンダイレクト

芝重賞最高着順別成績

芝重賞での最高着順成績勝率連対率複勝率
1着8-8-8-668.9%17.8%26.7%
2着2-0-2-247.1%7.1%14.3%
3着以下0-2-0-290%6.5%6.5%
芝重賞不出走0-0-0-240%0%0%

芝重賞で1着になった経験があった馬が馬券内30頭のうち24頭とかなりの割合を占めています。重賞実績が重要になってくるレースのようです。

3着以下の馬は割り引き、芝重賞に出走経験が無かった馬は消し

×シャザーン、ショウナンバシット、セブンマジシャン、マイネルラウレア、メイテソーロ、メタルスピード、ラスハンメル、ワンダイレクト

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出走数別成績

出走数成績勝率連対率複勝率
2戦以下0-1-0-50%16.7%16.7%
3戦3-3-3-1313.6%27.3%40.9%
4戦4-2-4-358.9%13.3%22.2%
5戦1-2-1-243.6%10.7%14.3%
6戦0-0-0-350%0%0%
過去8年データ

キャリア3戦の馬が複勝率40.9%とかなり信頼できます。また、3戦以下で好走した10頭のうち9頭が無敗の重賞勝ち馬でした。残りの1頭のリアルスティールも2戦目で重賞を無敗で勝利しています。

一方で5番人気以下の場合は出走数の多い馬の好走が目立ちます。出走数4~5戦が【4-2-4-47】複勝率17.5%、それ以外は【0-0-0-48】。

○シャザーン、タスティエーラ、ダノンタッチダウン、べラジオオペラ、ホウオウビスケッツ、ワンダイレクト

前走別成績

前走別成績成績勝率連対率複勝率
重賞10-9-9-1017.8%14.7%22.2%
重賞以外0-1-1-420%2.3%4.8%

前走重賞組が圧倒的な成績。重賞以外から好走したのは2019年のヴェロックスと2014年のウインフルブルームのみ。この2頭は逃げと先行馬。重賞以外からの馬は先行力がないと厳しい。重賞以外組は消し。

×シャザーン、ショウナンバシット、マイネルラウレア、メイテソーロ、ラスハンメル

重賞別成績

前走成績勝率連対率複勝率
共同通信杯5-0-2-931.3%31.3%43.8%
スプリングS2-1-2-315.6%8.3%13.9%
ホープフルS2-0-0-250%50%50%
毎日杯1-0-0-811.1%11.1%11.1%
弥生賞0-5-3-330%12.2%19.5%
朝日杯FS0-1-0-10%50%50%
アーリントンC0-1-0-10%50%50%
京成杯0-0-1-40%0%20%
きさらぎ賞0-0-1-60%0%14.3%
東スポ杯2歳S0-0-0-10%0%0%

前走共同通信杯組が複勝率43.8%とかなりの好走率。半分の5勝をあげている。また弥生賞組も勝ち馬こそいないものの出走数に対して高い好走率。

一方で毎日杯京成杯きさらぎ賞組はある程度出走数があるものの、かなり苦戦傾向。

皐月賞 枠順確定前予想

◎ フリームファクシ

本命はフリームファクシ。想定3番人気、鞍上はD.レーン騎手。きさらぎ賞1着からの参戦です。

ここまで4戦3勝2着1回という安定した成績を残しています。キャリア4戦は過去10年で最多の4勝をあげているデータ的にも好材料。このほか、先行馬、前走1番人気、芝重賞最高着順1着、前走4コーナー通過順2番手、前走重賞組と多数のプラスデータに該当しています。

その前走初重賞制覇となったきさらぎ賞では逃げるレミージュを番手から追走する競馬。直線で先頭に立つと後ろを突き放していきました。2着オープンファイアの上がり33.8秒の強烈な末脚の追い込みも、さらに1段ギアをあげたように加速し粘りきりました。2着とはアタマ差ですが3着には3馬身差をつけており、この2頭が抜けていたレースでした。

また、このレース中向こう正面までかなりテンションが高かったのかかかってしまう場面もみられました。それでも1着に粘れたのはかなり高いポテンシャルを持っていることを感じさせられました。調教助手さんによると「確実に体力をつけていますし、ゆっくりと少しずつ、成長していますね」とのこと。成長してそのスピードをコントロールできるようになっているとかなり恐ろしい存在になると思います。

ここまでの4戦すべて上がり3位以内と先行馬ながら確かな末脚を持っているので、末脚勝負になりやすいこのレースでも十分勝負できます。

一方デビュー戦2着という苦戦データにも該当しています。しかし、この時の1着はミッキーカプチーノでG1ホープフルSで1番人気になったような強い馬でした。この馬とはクビ差。さらに3着には2歳重賞を勝利したグリューネグリン。この馬には1馬身半差をつけています。これだけのハイレベルメンバーで2着は悲観するような内容ではない思います。

今回が初の中山となる点も少し心配です。しかし、2戦目の未勝利戦は中山とコース形態の似ている阪神2000mで圧勝しているので小回りコースでも問題ないでしょう。輸送面についても新馬戦で東京に遠征していますし、調教助手さんも「中山は初めてですので、やってみないと分かりませんが、輸送は大丈夫です」とコメントしています。

そしてなにより心強いのがD.レーン騎手とのコンビとなること。レーン騎手は昨年日本のGⅠに10回出走。セリフォスでマイルチャンピオンシップ優勝など6回も馬券内に好走したオーストラリアの天才騎手。この新コンビでGⅠ制覇を達成してもらいたい。

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○ ホウオウビスケッツ

対抗はホウオウビスケッツ。想定11番人気、鞍上は横山和生騎手。スプリンターズステークス2着からの参戦です。

美浦所属の先行馬、出走数3戦、デビュー戦1着、前走重賞組、前走4コーナー通過順位2番手とプラスデータに多数該当する馬です。

この馬で評価したいのは2走前のフリージア賞。この時のタイムは1分59秒3という今回のメンバーで芝2000mの持ちタイム1位となっています。また、このレースでは後半1000m57秒台というタイムを記録しました。2、3歳戦東京2000mで後半1000mを57秒台で走ったのはこのホウオウビスケッツのみ。歴代2位はホープフルS3着のキングズレイン。かなり高いポテンシャルを持っていることが分かります。

このフリージア賞は逃げての勝利。レース後には「みんなが追いかけてこなかったところもある。今後メンバーが上がったら距離は持たないのではと思います。」とコメントされています。それでも前走のスプリンターズステークスでは4番人気で2番手に控えながら2着とハイパフォーマンス。内容的には1着のべラジオオペラがかなり強かっただけで、勝っていてもおかしくなかったです。

そのべラジオオペラは2000mの経験が無く、血統的にも父ロードカナロアと短距離系の血統なので、皐月賞では十分逆転できる可能性があります。

また、前走は重馬場での2着。血統的にも父マインドユアビスケッツとダート系のパワーのある血統。そのためパワー勝負になるのは歓迎。現在日曜日は雨予報。この馬の得意条件となるでしょう。

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▲ タスティエーラ

三番手はタスティエーラ。想定7番人気、鞍上は松山弘平騎手。弥生賞1着からの参戦です。

勝ち馬は出ていないものの、複勝率19.5%と相性の良い弥生賞の勝ち馬。この他美浦所属の先行馬、前走重賞組、前走4コーナー通過順2番手、芝重賞最高着順1着、出走数3戦、デビュー戦1着と多数のプラスデータに該当しています。

この馬で評価できるのは新馬戦。これは非常に高いパフォーマンスでした。東京芝1800m2歳戦の後半4ハロン(ラスト800m)タイムが歴代9位の数値で、昨年の年度代表馬のイクイノックスと同タイムでした。これよりも速いタイムだったのはジオグリフコントレイルクロノジェネシスとG1馬ばかりでした。さらに後半3ハロンに限るとジオグリフらと並んで歴代1位タイでした。新馬戦の2着馬は次走の未勝利戦で勝利をあげており、決してレベルの低くなかったレースで圧勝していました。このようにG1馬たちに匹敵するポテンシャルを秘めている馬だと思います。

この新馬戦のパフォーマンスが評価されてか前々走の共同通信杯では2番人気に推されました。しかし、共同通信杯では4着と力を発揮できませんでした。まだキャリアが浅いためか直線ではフラフラと蛇行するような走りをみせてロスの多い走りでした。それでも上がり2位の末脚は素晴らしかったと思いますし2着とはタイム差なし、1着とも0.2秒差とほとんど差がなかった。

これを修正しては前走の弥生賞では直線でしっかりロスなく走れていたので着実に成長をみせていますので今回のレースも期待できます。

一方で不安点としては弥生賞でかなり消耗しているのではないかという点。おそらく前走の共同通信杯から皐月賞へと直行したかったと思います。その共同通信杯で4着と十分に賞金を積めなかったので中3週で弥生賞へと出走という形。新馬戦後の使われ方的にもそのはずです。

この弥生賞を無理に使ったことで皐月賞にどう影響してくるかは調教などで判断していく必要があると思います。それでも中山芝2000mを経験しているのはこの馬を含めて3頭しかいないのでその経験を活かした走りをして欲しいです。

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まとめ

今回は皐月賞の過去10年データ分析と枠順確定前予想を発表していきました。

プラスデータマイナスデータ
1~3番人気10番人気以下
内枠追い込み馬
美浦所属デビュー戦4着以下
先行・差し馬前走6番人気以下
デビュー戦1着芝重賞不出走
前走1番人気出走数6戦
前走4コーナー2~5番手前走重賞以外
芝重賞最高着順1着前走毎日杯組
出走数3戦前走京成杯組
前走重賞組前走きさらぎ賞組
前走共同通信杯組
前走弥生賞組

枠順確定前予想印は以下の通り

◎ フリームファクシ

○ ホウオウビスケッツ

▲ タスティエーラ

今週も一緒に当てられるように頑張りましょう!ありがとうございました!

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