【競馬】いざ桜花賞へ!チューリップ賞2023 最終予想 【初心者】

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3月4日に開催されるチューリップ賞の枠順が確定しました。詳しい枠順については以下を参考にしてください。

チューリップ賞(G2) 出馬表 | 2023年3月4日 阪神11R レース情報(JRA) – netkeiba.com

今回は枠順を考慮してチューリップ賞の最終予想を発表していきたいと思います。

予想印だけを見たい方は「まとめ」まで飛んでいただけるといいと思います。

チューリップ賞の過去10年データ分析もやっているのでこちらもぜひ参考にしてください!

チューリップ賞 最終予想

◎ ドゥーラ

本命はドゥーラ。想定1番人気、鞍上は戸崎圭太騎手。阪神JF6着からの参戦です。

今回のメンバーで唯一の前走阪神JF組。阪神JFからの参戦は過去10年で【9-1-6-12】複勝率57.1%と信頼できます。さらに現在1番人気想定で1番人気は複勝率80%、7年連続で馬券内になるなど1番人気がかなり好走しています。前走阪神JF組の1番人気に絞ると【6-0-1-0】と勝率80%、複勝率100%にまで跳ね上がります。

この馬は先行が得意で先行馬は複勝率36.4%とレース相性が良い。さらに先行で前で競馬をしていながらデビューから4戦すべてで上がり最速を記録しています。阪神外回りコースは速い上がりが求められるコースであるため脚質的に合っていると思います。レース内容を見てもGⅠやGⅢだけでなく新馬戦では阪神JF3着のドゥアイズとホープフルステークス2着のトップナイフ、未勝利戦でもホープフルステークス勝ち馬のドゥラエレーデを相手にしており、そんなハイレベルな相手にしながらの記録は非常に評価できます。

前走の阪神JFでは6着に負けています。しかしこの時は大外8枠発走でスタートで出遅れたことで得意の先行策をとることができず終始後方追走を余儀なくされ4コーナー通過も18頭中17番手でした。さらに直線入ってすぐに4枠の2頭に挟まれたことで追い出しを開始するのが遅れる不利もありました。このように上手くレースを運べなかったにも関わらず、桜花賞最有力候補のリバティアイランドを抑えて上がり最速を記録したのは負けて強しの内容だったと思います。また、同じ8枠で同様に出遅れたウンブライルとラヴェルは上位人気ながら10着未満に沈んでいることを考えるとドゥーラの地力の強さがうかがえます。

不安点としては血統面。父はドゥラメンテ、母父キングヘイローと近年勢力を拡大している血統です。良血で屁理屈のような感じでもありますが、父ドゥラメンテはキングカメハメハ系の血統。上述のとおりこのレースはサンデーサイレンス系の血統が非常に強いレース。キングカメハメハ系の馬は過去10年でリリーノーブル、レッツゴードンキの2頭のみ。しかも2頭とも3着で連対馬は出ていません。複勝圏内への好走は高確率で考えられますが連対できるかについては少々不安が残ります。

それでも複勝率100%データにも該当しますし、大きな不安点もないので軸馬としては最適だと思います。枠も4枠に入ることができました。複勝率29.4%で2番目に高い枠ですし、先行馬なので内枠なのも良かったです。前走同様に出遅れたとしてもそこまで馬群に包まれにくくリカバリーのきく枠なのもプラスです。鞍上も初騎乗とはなりますが戸崎圭太騎手への乗り替わりは鞍上強化といえます。すでに重賞も制覇している馬なのでここでもその能力を発揮して桜花賞へステップとしていもらいたいです。

○ アンリ―ロード

対抗はアンリ―ロード。想定10番人気、鞍上は池添謙一騎手。未勝利戦1着からの参戦です。

まだ未勝利を勝っただけで今回が初重賞挑戦となる馬です。しかし、この馬はかなり高いポテンシャルを秘めていると思います。その高いポテンシャルがあると感じるのは新馬戦。

新馬戦では2着に敗れていますが、この時の1着はライトクオンタム。ライトクオンタムはディープインパクト産駒最後の世代でのちにシンザン記念で重賞初勝利をあげています。この時ライトクオンタムが記録した後半1000mタイムは2歳戦でのグランアレグリア、サリオスに匹敵するタイム。このライトクオンタムよりも速い上がりをアンリ―ロードは新馬戦では記録しています。ライトクオンタムには2馬身半差をつけられていますが、出遅れもありましたし3着には3馬身半差をつけていて、この新馬戦の中では抜けた力を持っていたことが分かります。

前走の未勝利戦では阪神コースを経験できました。この未勝利戦も2,4,7着馬がすでに未勝利を突破しているので決してレベルの低いレースではありませんでした。右回りでも十分力を発揮できるでしょう。父リアルスティールはディープインパクト系の種牡馬なので血統的にもこのレースと相性が良いです。

今回は1枠1番に入りました。1枠は複勝率41.7%とかなり好走率が高い枠で、現在4年連続で連対馬を出している枠です。昨年は13番人気からピンハイが2着に好走しているので、アンリ―ロードもそこまで人気はありませんが十分可能性はあります。

不安点としては状態面と騎手の乗り替わり。元々はクイーンカップに出走する予定でしたが直前で熱発を起こしたことで回避となりました。先週の中山記念で同様に熱発による長期休養明けであったヒシイグアスが1着になったように高い能力を持っている馬なら十分走る可能性はありますが、アンリ―ロードはまだまだ実績が乏しいので状態面を見極めていきたい。

また、今回主戦であった福永騎手が引退となる関係で池添謙一騎手への乗り替わりとなりました。キャリアの浅い馬なのでその特徴を把握できている騎手が降りることはマイナスに働くことの方が大きいと思います。それでも池添謙一騎手もトップジョッキーですし、骨折からの復帰で不安視もされていましたが京都記念では3着、京都牝馬ステークスでは15番人気を5着にもってくるなど流石の騎乗をみせています。新コンビでアンリ―ロードのさらなる能力が引き出されることに期待です。

▲ レミージュ

三番手はレミージュ。想定14番人気、鞍上は荻野極騎手。きさらぎ賞5着からの参戦です。

今回の逃げ候補筆頭の馬。今回特に明確な逃げ馬が他にいませんし、前走のきさらぎ賞では出遅れながらも先頭を奪いにいった形であり鞍上も継続騎乗であるため今回も逃げる競馬をしてくるでしょう。逃げは【1-0-4-5】複勝率50%と前有利な展開になりやすいレースです。コース特徴的にもメンバー的にも逃げるこの馬に有利なスローペースの展開になりそうです。父キズナはディープインパクト系の種牡馬で血統的にも好走できそうです。

前走きさらぎ賞では5着に敗れました。この時はレース前にかなりイレ込んでいる様子で状態は決して良くありませんでした。さらにきさらぎ賞は基本的に牡馬が多く出走してくるレースでレミージュは今年唯一の牝馬での出走でした。また、この時の1,2着馬はフリームファクシとオープンファイアでともに今年の牡馬クラシックで主役になり得るようが強い相手でもありました。初の左回りも合わなかったのでしょう。このように前走の負けの原因ははっきりしていて牝馬限定戦へレベルが少し落ちる相手なら十分勝負できると考えています。

今回は3枠6番に入りました。3枠は複勝率21.4%とまずまずの好成績。逃げたいこの馬にとっては内枠は歓迎です。さらに同じ逃げで先頭争いをするであろうアリスヴェリテよりも内枠ですし、レミージュよりも内に入った馬は後方脚質の馬が多いのでより有利なポジションがとりやすそうです。

不安点としては距離と鞍上。今回が初の1600m戦でいつもよりも速いペースで逃げることになります。これまですべてのレースが前半よりも後半のタイムが速いラップであったためいつもよりも速いペースになるのはプラスではありません。また、鞍上の荻野極騎手は絶不調。今年まだ1勝のみで3着以内も2回しかありません。不安点も多いですが前走3番人気になっているように14番人気なるような能力の馬ではないと思いますし、内枠に入れたので面白い存在なのではないかと思います。

△ ルミノメテオール

ここまで2戦2勝の馬。前走のつわぶき賞が強い内容でした。残り200mから追い出しを開始しての見事な差し切り勝ち。上がりも2位で阪神外回りで求められやすい瞬発力を持っていることも証明しました。また、この時のメンバーレベルは高く2~4着馬は今回のチューリップ賞に出走してきていて、5着馬もその後リステッドレースで勝利しています。このつわぶき賞のタイムは距離延長されてからは過去最速タイムでした。

このように能力はかなり高いものを持っていますが、初の阪神競馬場、初輸送、初の1600mで距離延長と不安要素もあります。2枠も過去10年で連対馬がおらず、前走出遅れているので馬群に包まれやすい枠なのは微妙。

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△ ダルエスサラーム

阪神1600mで勝ち経験のある馬。すでにこの経験があった馬は現在6年連続で馬券内に好走しています。この馬も前走の内容が強かったです。前走の紅梅ステークスは前半が34.6秒、後半が35.5秒とハイペースの展開で前で競馬していたには厳しい展開。そんな中で直線でも伸びる脚をみせて上がり3位での1着でした。先行馬なので脚質的にもレース相性はよさそうです。

ここまで4戦で馬券内を外したことがない安定感をみせていますが、勝っているのは外国人騎手が乗っているときのみ。最後まで力強く終える外国人騎手の方が合っていそうで前走の勝もイーガン騎手の剛腕あっての勝利だったとも思えます。そのため今回幸騎手への乗り替わりはマイナスです。

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△ バースクライ

阪神1600mで勝ち経験のある馬。すでにこの経験があった馬は現在6年連続で馬券内に好走しています。この馬も前走内容が強かったです。前走の紅梅ステークスはダルエスサラームに敗れての2着でした。しかし、スタートで出遅れて終始最後方を追走し、直線でも大外を回るロスの多い競馬でした。それでも素晴らしい瞬発力で上がり1位の末脚で1着に0.1秒差に迫りました。もう少し距離があれば差し切れていたような勢いで負けて強しの内容だったと思います。

前走の差し脚と阪神1600mでの実績からも距離延長は歓迎でしょう。しかし、ハーツクライ産駒で晩成傾向のある血統でもあるため本格的に活躍しだすのはもう少し後のようにも感じられます。また、6枠も複勝率10.5%と最も低く良い枠とはいえません。

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まとめ

今回はチューリップ賞の最終予想を発表していきました。

最終予想印は以下の通り

◎ ドゥーラ

○ アンリ―ロード

▲ レミージュ

△ ルミノメテオール、ダルエスサラーム、バースクライ

今週も一緒に当てられるように頑張りましょう!ありがとうございました!

チューリップ賞の過去10年データ分析は↓こちらをぜひ参考にしてください!

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