京都記念の枠順が発表されました。詳しい枠順については以下を参考にしてください。
今回は枠順を考慮して京都記念の最終予想を発表していきたいと思います!
予想印だけを見たい方は「まとめ」まで飛んでいただけるといいと思います。
京都記念の過去10年データ分析についてはこちらをぜひ参考にしてください!

京都記念 最終予想

◎ エフフォーリア
本命はエフフォーリア。想定2番人気、鞍上は横山武史騎手。有馬記念5着からの参戦です。
エフフォーリアは過去10年で5勝、複勝率37%と相性の良い5歳馬。前走有馬記念組も複勝率50%と相性が良いです。3歳時には皐月賞、天皇賞秋、有馬記念を制し、年度代表馬に選出されており実績は今回のメンバーの中でも最上位です。今回の上位人気馬は差し、追い込みの馬が多く前走先行出来たようなレース運びをできたら先行有利なレース傾向にもハマり勝ちが狙えるでしょう。
しかし、昨年は3走すべて馬券外に沈んでいます。さらに早熟傾向のエピファネイア産駒でありもう好走することは難しいかもしれません。しかし、前走の有馬記念は6か月ぶりのレースでありメンバーのレベルも高かったにも関わらず5着と昨年のレースの中ではかなり善戦していました。
有馬記念の時は馬体重が+12キロで馬体が絞り切れていなかった。レース前の調教に騎乗した横山武史騎手もその状態の悪さについて強く言及していました。それでもレースでは先行し、大阪杯と宝塚記念では見られなかったような最後まで追って伸びるという姿が見られました。1~4着馬が差し、追い込みでタイトルホルダーが9着に惨敗するなど先行馬にはかなり厳しい展開だったので5着に入れたのは立派だったと思います。レースへの前進気勢が失われていると言われいましたが、装具をつけたりと色々と工夫を凝らしていた陣営の努力が実っていたと思います。
今回の調教では完全復活に向けて順調なようで、併走した馬に馬なりで2馬身差をつけての楽々先着。横山武史騎手も「有馬記念の時より良くなっています。ハッキングの素軽さが全然、違うからね。体重も現時点で前走より減っているみたいだし、半年ぶりを叩いて不要な部分がそがれている感じがします」とコメントしています。
今回は7枠に入り、この枠は連対率25%、複勝率35%とデータ的にかなりの好枠。外目の枠ですが今回は差し馬が多いため有馬記念のような先行策がとりやすいのではないかと思います。全盛期ほどとはいかないまでもそれに近い力を取り戻せていたら今回のメンバー相手でも十分勝てるでしょう。エフフォーリアの復活勝利に期待です。

○ キングオブドラゴン
対抗はキングオブドラゴン。想定9番人気、鞍上は岩田望来騎手。日経新春杯2着からの参戦です。
今回のメンバーの中では数少ない先行馬。先行馬は過去10年で7勝、複勝率51.3%と圧倒的な成績を残しています。さらに入った4枠は連対率41.7%、複勝率58.3%とこちらも圧倒的な数字、栗東所属という点も過去10年で8勝、複勝率30.6%とデータ的にかなりプラスな馬。
条件戦では好走を続けたものの、重賞クラスでは大敗を繰り返し分厚い壁に跳ね返されてきました。しかし、前走の日経新春杯では2着に粘りこみオープンクラスでは初の馬券内に入りました。このレース後坂井瑠星騎手は「手応えは良くなかったけど4角ではハミをとってれた。つかみどころのない面白い馬ですね。」とコメントしています。手応えがない中で2着まで粘りこめたのは重賞で戦えるだけの地力がついてきたともとれるのではないでしょうか。前走は馬体重プラス10kgと成長もみせていますし、年齢を重ねていくにつれて本格化していくハーツクライ産駒の特徴が現れてきたのではないかと思います。
その前走に騎乗していた坂井瑠星騎手は同厩舎から出走するユニコーンライオンへ騎乗し、キングオブドラゴンには乗り替わりで岩田望来騎手が騎乗します。このことから厩舎的にはキングオブドラゴンに対する勝負気配が薄いとも感じます。しかし、岩田騎手ともコンビを組んだことがあり勝利をあげた経験もあるのでそこまで大きな影響はないかと思います。
その岩田騎手とコンビを組んでの鳴尾記念は評価できる内容だったのではないかと思います。このレースの1~3着馬はどれも中団から後方で競馬をしていて先行馬にとっては厳しい展開でした。さらに1着は後のG2日経新春杯勝ち馬ヴェルトライゼンデ、2着は後のG1エリザベス女王杯勝ち馬ジェラルディーナというかなりレベルの高いレースでした。そんな中で1着と0.3秒差に粘ったのは十分評価できます。
前走の2着はハンデ戦で斤量が軽かった恩恵を受けた可能性もあり手放しで評価できるものではありませんし、斤量が2kg増になるのはマイナスでしょう。それでも2200mは【1-5-1-3】と得意にしている舞台ですし、この馬の成長力に期待です。

▲ ドウデュース
三番手はドウデュース。想定1番人気、鞍上は武豊騎手。凱旋門賞19着からの参戦です。
昨年のダービー馬が日本ダービー以来の日本での出走です。昨年はダービーの他にも皐月賞で3着、2歳時にはG1ホープフルSを制覇しており実績は完全に上位。現在4歳馬で複勝率35%とレース相性の良い年齢でもあります。
ドウデュースで心配なのはその状態面。前走の凱旋門賞はもともと日本馬には厳しい力のいる馬場に加えてひどい重馬場でした。実際に同じ凱旋門賞に出走していたタイトルホルダーは日本復帰初戦となった有馬記念では2番人気ながら9着と大敗。これは凱旋門賞のダメージが大きかったといいます。ドウデュースも同様のことが考えられますが、凱旋門賞ではスタート直後から無理をさせず最後まで追うことなく19着でした。逃げでずっと先頭を走っていたタイトルホルダーとは違いほとんどちゃんと走らせていませんでした。さらに4か月半という十分な休養をとっており状態面の不安はそこまでないのではないかと思います。
状態面の問題がなく力を発揮できたとしても問題なのは京都記念のコース形態。阪神2200mは直線が短く、スタミナが必要になるコース。ドウデュースは日本ダービーでは4コーナー14番手からの差し切り勝ちをおさめるなど追い込みを得意とする馬。東京と違い直線がかなり短い阪神内回りコースでは差し届かない可能性があります。特に先行馬が強いレースなのでさらに不安な点です。
スタミナ面に関しても東京2400mで1着は取っているものの東京は坂が1回だけで直線での勝負になりやすいため急坂が2回ある阪神2200mよりもスタミナが求められにくいです。さらに今回8枠に入ったことで距離ロスが大きくなります。G1朝日杯を勝っているようにマイルが一番適正としては高いのではないかと考えています。
ただ昨年の年度代表馬であるイクイノックスに勝利している馬ですので、状態面に不安が無ければコースやスタミナ面の不安も克服して好走してくれるはずです。調教ではクイーンカップを制したハーパーを3馬身後方から追走し、差し切り先着の内容で流石の能力の高さを見せつけています。この後はドバイに遠征するようなのでここは楽に通過してほしいところ。
過去に前年のダービー馬が京都記念に出走したのはマカヒキとレイデオロの2頭でともに3着。5歳時ですがキズナも出走したときは3着。ドウデュースも同様に馬券には絡んでくるのではないかと思います。

△ ウインマイティ―
レース相性の良い先行馬。前走レベルの高かった有馬記念で6着は十分評価できる。阪神コースで求められるスタミナも血統的に十分ありそうで、マーメイドS1着、京都大賞典3着と得意にしている舞台。和田竜二騎手もここにきて調子を上げてきています。ただ3枠が過去10年で【0-0-1-9】と苦戦している点が気になるところ。
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△ キラーアビリティ
前走の中日新聞杯は出遅れながら後方からの差し切り勝ちはさすがG1馬といった強い内容。ムルザバエフ騎手への乗り替わりはかなりの鞍上強化。しかし、スタミナが要求される阪神コースでの距離延長はどうか。直線が短いため差し届かない可能性も。能力はピカイチ。
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△ マテンロウレオ
前走は4歳では最も重い57.5kgを背負わされた。さらに出遅れて直線でも進路を探すのに手間どってしまい、追い出しが遅くなってしまった。それでも1着と0.1秒差は負けて強しの内容だった。【3-1-0-3】と相性の良い横山典弘騎手に戻りますし、先行することもできるので最内枠を活かして先行してくれれば。
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まとめ
今回は京都記念の最終予想を発表していきました。最終予想は以下の通り
◎ エフフォーリア
○ キングオブドラゴン
▲ ドウデュース
△ ウインマイティ―、キラーアビリティ、マテンロウレオ
エフフォーリアの復活、ダービー以来のドウデュースの走りなど楽しみが多いレースですね!
今週も一緒に当てられるように頑張りましょう!ありがとうございました!
京都記念の過去10年データ分析については↓こちらをぜひ参考にしてください!

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