【競馬初心者】ダイヤモンドステークス 過去10年データ分析 枠順確定前予想

2月18日(土)にはGⅢダイヤモンドステークスが開催されます。3400mで行われるこのレースはJRAの平地重賞ではステイヤーズSに次ぐ長距離のレース。さらに3000m以上のレースでは唯一のハンデ戦のため幅広いクラスのスタミナ自慢が参戦してきます。ハンデ戦のため荒れやすいレースでもあります。昨年は11番人気のランフォザローゼスが2着、2020年には16番人気のミライヘノツバサが1着。今年も穴馬を見つけられるように狙っていきたい。

今回はダイヤモンドステークスの過去10年データ分析と枠順確定前予想をやっていきたいと思います。

予想印だけを見たい方は「まとめ」まで飛んでいただけるといいと思います。

日曜日開催のフェブラリーステークスの過去10年データ分析と枠順確定前予想もやっているので↓こちらもぜひ参考にしてください!

勝率・・・1着になる確率

連対率・・・2着以上になる確率

複勝率・・・3着以上になる確率

ダイヤモンドステークス コース特徴

コース形態芝・ダート距離直線の長さ
左回り東京3400m525.9m

向こう正面の上り坂の途中からのスタートでコースを1周半するレース。1周半の間に上り坂を何度も登るため距離以上にスタミナが要求されます

コースを1周半するため枠順の有利、不利はそこまでない。直線が長いため平均ペースを中団で追走した先行・差し馬が好走しやすいレースです。

長距離レースは馬と騎手の折り合いが重要になります。そのため騎手の手腕と馬の気性にも注目して狙いたいところです。

ダイヤモンドステークス 過去10年データ分析

馬齢別成績

年齢成績勝率連対率複勝率
4歳3-2-3-1215%25%40%
5歳3-2-0-2310.7%17.9%17.9%
6歳2-2-5-285.4%10.8%24.3%
7歳1-1-1-224%8%12%
8歳1-2-1-165%15%20%
9歳0-1-0-80%11.1%11.1%
10歳0-0-0-10%0%0%
11歳0-0-0-10%0%0%
12歳0-0-0-10%0%0%

6歳以下が過去10年で8勝と優勢。特に4歳は複勝率40%とかなり高い数字。軸馬は4歳から狙いたい。

高齢馬でも7、8歳なら好走できる。8歳馬は複勝率20%とある程度信頼できます。9歳以上は割り引きが必要

人気別成績

人気成績勝率連対率複勝率
1番人気6-1-0-360%70%70%
2番人気1-2-3-410%30%60%
3番人気0-1-2-70%10%30%
4~6番人気1-4-3-223.3%16.7%26.7%
7~9番人気1-1-2-253.4%6.9%13.8%
10番人気以下1-1-0-511.9%3.8%3.8%

1番人気が6勝、複勝率70%とかなり信頼できます。軸馬は素直に1番人気でもいいでしょう。重賞勝ち経験のある1番人気は【4-1-0-0】でした。2番人気も複勝率60%と信頼できます。

一方で下位人気馬も好走率が高いです。4~6番人気は連対率16.7%と3番人気馬よりも高い数字です。ここ4年では必ず7番人気以下が馬券に絡んでいるので下位人気からも積極的に狙っていきたい。

枠順別成績

枠番成績勝率連対率複勝率
1枠1-1-1-126.7%13.3%20%
2枠0-1-2-130%6.3%18.8%
3枠0-2-0-160%11.1%11.1%
4枠0-1-3-140%5.6%22.2%
5枠2-0-1-1511.1%11.1%16.7%
6枠1-0-0-165.9%5.9%5.9%
7枠1-2-1-165%15%20%
8枠5-3-2-1025%40%50%

コースを1周半するレースであるため、そこまで枠の有利不利がない。過去10年で9勝が5枠から8枠で決まっており、やや外枠有利か。特に8枠は5勝、複勝率50%とかなりの好走率。大外枠ながらい一番の狙い目。

内枠は勝率こそ高くないものの複勝率は高い。

所属別成績

所属成績勝率連対率複勝率
美浦5-6-5-527.4%16.2%23.5%
栗東5-3-5-596.9%11.1%18.1%
その他0-1-0-10%50%50%
美浦・・・関東、 栗東・・・関西、 その他・・・地方、海外

美浦、栗東ともに5勝、複勝率も大きな差はないので所属による有利不利はなさそう。そこまで所属は気にしなくて大丈夫。

脚質別成績

脚質成績勝率連対率複勝率
逃げ0-1-0-100%9.1%9.1%
先行2-3-3-305.3%13.2%21.1%
差し5-4-5-399.4%17%26.4%
追い込み2-2-2-345%10%15%

直線が長いコースであるため、差し、追い込みの後方脚質の馬が有利。特に差し馬は5勝、複勝率26.4%と最も高い数字。軸馬は差し馬から。

先行馬の複勝率は高いものの、長距離レースであるため逃げ馬はかなり厳しい

負担重量別成績

負担重量成績勝率連対率複勝率
53kg以下0-3-1-390%7%9.3%
54kg以上10-7-9-759.9%16.8%25.7%

過去10年で馬券内30頭のうち26頭が54kg以上の斤量を背負った馬でした。実績のある馬が高斤量を背負うため、実力通りの成績といったところ。軸馬は54kg以上の斤量を背負った馬から狙いたい。

53kg以下で好走した馬は5~8番人気。低斤量の穴馬の好走には注意が必要だが、9番人気以下での好走は厳しい。9番人気以下の馬を狙う場合は54kg以上の斤量の馬。

前走タイム別成績

タイム差成績勝率連対率複勝率
前走1着1-0-3-155.3%5.3%21.1%
1着馬から0.2秒以内2-4-0-159.5%28.6%28.6%
1着馬から0.3秒~0.5秒4-2-4-921.1%31.6%52.6%
1着馬から0.6秒~0.9秒3-1-1-2410.3%13.8%17.2%
1着馬から1秒以上0-2-2-490%3.8%7.5%

前走1着だった馬の好走率が意外と高くない。前走負けていても十分巻き返せるレース

しかし、1着馬とのタイム差には注目しておきたい。1秒以上離されて負けていた馬は割り引きが必要。1着から0.9秒以内の馬が好成績。特に前走1着馬と0.3~0.5秒以内だった馬は複勝率52.6%とかなり信頼できる数字

負けていても1秒未満のタイム差だった馬は積極的に狙っていきたい。

ダイヤモンドステークス 枠順確定前予想

◎ ミクソロジー

本命はミクソロジー。想定1番人気、鞍上は西村淳也騎手。前走万葉ステークス1着からの参戦です。

現在3連勝中で最も勢いに乗っている馬ですデビューから初勝利まで4戦を要し、初勝利後も6着、3着と勝ちきれない競馬をしていました。しかしこれまで1600~2000mで使われていのを2400mまで距離延長したことで才能が開花。前走の格上挑戦となった万葉ステークスでは初の3000mながら2馬身差のレコードを叩き出しました。

この万葉ステークスが過去10年で4連対と最多を記録しています。さらに4歳馬は3勝、複勝率40%で4年連続で連対中。現在1番人気想定で1番人気だった馬は過去10年で6勝、複勝率70%。データ的にもかなり信頼できる馬です。

ただ、前走の万葉ステークスは53kgという低斤量に恵まれた面もありました。今回は3kg増でさらに距離も400m延長となるのが不安なところ。56kgの斤量は過去に3戦して【1-1-0-1】と好成績を残しており、54kg以上の斤量の馬が過去10年の勝ち馬すべてに共通する点でもあるので彼の力を信じたいところ。

距離について辻野調教師は「前走は初の3000mでしたが、いい位置で冷静に走ることができました。抜け出したあとはフワッとしたくらい。まだ余裕がありました。心肺機能の高さが長所。」とコメントしているように今回の距離についてはそこまで心配がない模様。鞍上の西村騎手とは【3-0-0-1】と相性がいいようなので4連勝での初重賞制覇に期待です。

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○ シルブロン

対抗はシルブロン。想定2番人気、鞍上はC.ルメール騎手。グレイトフルステークス1着からの参戦です。

この馬もミクソロジー同様に距離延長によりその才能が開花した馬。2200m以上に距離延長したここ4戦で3勝2着1回という成績で急上昇中。初のオープン以上への挑戦ということで斤量55kgと比較的恵まれた斤量で出走することができます。

現在5歳馬で、5歳は過去10年で3勝、連対率は17.9%と高い数字。脚質は先行、差しで、この脚質の馬は複勝率20%を超えています。さらに距離延長してからの4戦は上がり1位2回、上り2位2回と高い末脚も持っています。そのため直線の長い東京コースはこの馬にとっても歓迎でしょう。

この馬はミクソロジーと違い3000m以上のレースに一度も出走したことはありません。そのため距離適正についてはまだまだ未知数なところが多いのが不安なところ。しかし、稲垣調教師は「騎乗したジョッキーは誰もが距離は延びれば延びるほどいいと。レースぶりを見ても3400mは心配していない」とこの馬の長距離適正については評価しています。今回はルメール騎手が継続騎乗してくれますし、東京をかなり得意としている騎手なので初の距離でも問題ないでしょう。あとは初の重賞挑戦でどのような走りを見せてくれるのかに期待です。

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▲ タイセイモナーク

三番手はタイセイモナーク。想定9番人気、鞍上は三浦皇成騎手。万葉ステークス2着からの参戦です。

前走は3000mながら逃げる競馬で2着に粘りました。1着のミクソロジーは今回想定1番人気になっているので前走は相手が強かった。それでも1着とは0.3秒差。前走1着と0.3~0.5秒差だった馬は複勝率52.6%とかなり好走しているデータがあります。さらに万葉ステークス組は過去10年で4連対とレース相性の良いステップ。前走1着のミクソロジーは今回3kg増の56kgでの出走ですが、タイセイモナークは据え置きの53kgで出走することができます。この斤量差からも前走からの逆転も考えられます。

この馬で最も評価したいのはその血統。この馬は父ルーラーシップ、母父ゼンノロブロイを持っています。ルーラーシップはキングカメハメハ系、ゼンノロブロイはサンデーサイレンス系の種牡馬です。

ここ4年の連対馬を見てみると、1着馬のユーキャンスマイル、グロンディオーズ、テーオーロイヤル、2着馬のランフォザローゼスの4頭が「父キングカメハメハ系、母父サンデーサイレンス系」の血統構成でした。連対馬のいなかった2020年はこの血統の出走馬がいませんでした。

このように近年タイセイモナークは近年好走している血統を持っています。今回の出走予定馬で同じ血統構成の馬は他にもカウディーリョがいますが、カウディーリョは3000m以上のレースでは一回も馬券に絡んだことがありません。一方で前走万葉ステークスで2着に走っているように3000m以上のレースで4回連対経験のあるタイセイモナークの方が今回好走する可能性は高いでしょう。

今回は三浦皇成騎手への乗り替わりとなりますが、現在重賞を勝利するなど好調で、ダイヤモンドステークスでの勝利経験もある騎手なのでタイセイモナークをうまく導いてくれることに期待です。

まとめ

今回はダイヤモンドステークスの過去10年データ分析と枠順確定前予想をやっていきました。

データの注目ポイントは、4,5歳馬、1,2番人気、8枠、差し馬、斤量54kg以上、前走1着馬と0.3~0.5秒差

枠順確定前予想印は以下の通り

◎ ミクソロジー

○ シルブロン

▲ タイセイモナーク

枠順確定次第最終予想を投稿するのでぜひチェックしてください!

今週も一緒に当てられるように頑張りましょう!ありがとうございました!

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