【競馬初心者】京都記念2023 過去10年データ分析 枠順確定前予想

競馬予想

2月12日(日)には京都記念が開催されます。今年の京都記念はなんといってもドウデュース、エフフォーリア、キラーアビリティのG1馬3頭の対決に注目が集まります。ドウデュースは去年のダービーを勝って以来久しぶりの日本での出走でどんな走りを見せるのか楽しみ。エフフォーリアは一昨年の年度代表馬ですが1年以上勝利から遠ざかっており、復活をとげる走りに期待です。キラーアビリティはG1ホープフルSを勝って以来凡走が続いていましたが前走では久しぶりに重賞勝利をあげ調子を上げてきています。

この3頭以外にも去年の京都記念勝ち馬のアフリカンゴールドをはじめ、ウインマイティ―、プラダリア、ユニコーンライオンといった重賞馬も多数揃った豪華メンバーのレースとなりました。

今回はそんな京都記念の過去10年データ分析と枠順確定前予想をやっていきたいと思います。

予想印だけを見たい方は「まとめ」まで飛んでいただけるといいと思います。

同日に開催される共同通信杯のデータ分析と枠順確定前予想もやっているのでこちらもぜひ参考にしてください!

京都記念の最終予想については↓こちらをぜひ参考にしてください!

勝率・・・1着になる確率

連対率・・・2着以上になる確率

複勝率・・・3着以上になる確率

京都記念 コース特徴

コース形態芝・ダート距離直線の長さ
右回り2200m356m

外回りコースの4コーナー出口付近からスタートして内回りを1周。スタート直後が長く緩い下り坂があり、そこから急坂を登る。この急坂はコースを1周したのちにゴール手前でも登ることになる。そのため、かなりスタミナを必要とするレースで、長距離を走れるような馬が好走しやすいです。

内回りは直線が短く、逃げ、先行馬が残りやすい。馬場の内側をロスなく走れる先行馬の方がスタミナを温存しやすくもある。そのため差し馬は早めに仕掛けて中団の好位につけられるようにしたい。

過去10年データ分析

馬齢別成績

年齢成績勝率連対率複勝率
4歳3-6-2-209.7%29%35.5%
5歳5-0-5-1718.5%18.5%37%
6歳1-3-1-233.6%14.3%17.9%
7歳以上1-1-2-243.6%7.1%14.3%

5歳馬が5勝、複勝率も37%と馬券の中心は5歳馬で考えたい。4歳馬も連対率29%でかなり優秀な数字。若い馬の方が有利なレースのようです。

7歳以上で馬券になったのはすべて7歳馬で、8歳以上の馬は馬券に絡んでいません。8歳以上は消しでいいでしょう。

×アフリカンゴールド、マイネルファンロン

人気別成績

人気成績勝率連対率複勝率
1番人気2-1-2-520%30%50%
2番人気0-2-3-50%20%50%
3番人気2-4-1-320%60%70%
4番人気1-1-2-610%20%40%
5番人気0-1-0-90%10%10%
6番人気4-0-2-440%40%60%
7番人気以下1-1-0-521.9%3.7%3.7%

3番人気以内の複勝率は軸馬として信頼できる数字であるが、勝率はそこまで高くない。勝率は6番人気馬がやけに高い

6番人気から勝利したダンビュライト、サトノクラウン、デスペラード、トーセンラーはいずれも重賞勝ち馬で、前走の敗戦で人気を落としていたことが共通しているようです。7番人気以下からの好走はかなり厳しいため、重賞で勝てるような高い実力がないと好走は難しいようです。

枠順別成績

枠番成績勝率連対率複勝率
1枠0-3-0-70%30%30%
2枠0-1-1-90%9.1%18.2%
3枠0-0-1-90%0%10%
4枠3-2-2-525%41.7%58.3%
5枠0-0-1-130%0%7.1%
6枠3-0-1-1317.6%17.6%23.5%
7枠2-3-2-1310%25%35%
8枠2-1-2-1510%15%25%

6~8枠が7勝と外枠有利な傾向。連対率、複勝率ともに優秀。4枠からの好走もかなり目立ちます。複勝率58.3%とかなり信頼できます。

一方で3枠と5枠はかなり苦戦しています。過去10年で好走馬が1頭しかいませんでした。この枠から好走したのはダービー馬マカヒキと海外でも活躍したステイフーリッシュ。ともに3番人気以内であったのでかなり実力がないと好走は難しそうです。

所属別成績

所属成績勝率連対率複勝率
美浦2-1-1-237.4%11.1%14.8%
栗東8-9-9-599.4%20%30.6%
その他0-0-0-20%0%0%
美浦・・・関東、 栗東・・・関西、 その他・・・地方、海外

栗東所属が8勝と優勢。2,3着馬も栗東所属の馬がほとんどが占めています。軸馬は栗東所属から。

地方からの出走は好走例はありませんが、今年の地方からの出走はありませんでした。

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前走クラス別成績

前走成績勝率連対率複勝率
G15-4-7-1914.3%25.7%45.7%
G22-2-2-354.9%9.8%14.6%
G32-2-0-179.5%19%19%
オープン特別0-1-0-100%9.1%9.1%
3勝クラス0-0-0-30%0%0%
海外G11-1-1-033.3%66.7%100%

前走G1組が5勝と優勢。前走オープン特別、3勝クラスからの出走はG1に出ているような強い馬相手にはなかなか通用していません。重賞以外からの参戦馬は消しでいいでしょう。

特に注目したいのが前走海外G1からの出走。3回出走してすべて馬券になっています。今年はドウデュースが該当します。

×インプレス

前走G1レース別成績

前走成績勝率連対率複勝率
有馬記念2-0-2-425%25%50%
エリザベス女王杯1-1-0-416.7%33.3%33.3%
菊花賞1-1-0-133.3%66.7%66.7%
天皇賞秋1-0-0-233.3%33.3%33.3%
ジャパンカップ0-1-3-50%11.1%44.4%
マイルCS0-1-0-0-0%100%100%
宝塚記念0-0-1-10%0%50%
天皇賞春0-0-1-10%0%50%
桜花賞0-0-0-10%0%0%

前走G1組のなかでも有馬記念、エリザベス女王杯、菊花賞、天皇賞秋、ジャパンカップの秋G1からの出走馬がより好走しています。これらのレースで10着以下に敗れていていた場合でも過去10年でサトノクラウン、ラブズオンリーユーが勝利しており、前走G1組なら十分巻き返しが狙えます。

脚質別成績

脚質成績勝率連対率複勝率
逃げ2-1-0-720%30%30%
先行7-6-7-1917.9%33.3%51.3%
差し1-2-2-253.3%10%16.7%
追い込み0-1-1-310%3%6.1%

先行馬が7勝、複勝率51.3%と圧倒的な成績。京都記念は11頭前後の少頭数になりやすくスローペースの展開になりやすい。スローペースは先行馬に有利な展開で開幕週のため前が止まりにくい。阪神開催に変わったここ2年もアフリカンゴールド、ラヴズオンリーユーと先行馬が連勝しています。今年も軸馬は先行馬から。

枠順確定前予想

◎ エフフォーリア

本命はエフフォーリア。想定2番人気、鞍上は横山武史騎手。有馬記念5着からの参戦です。

エフフォーリアは過去10年で5勝、複勝率37%と相性の良い5歳馬。前走有馬記念組も複勝率50%と相性が良いです。3歳時には皐月賞、天皇賞秋、有馬記念を制し、年度代表馬に選出されており実績は今回のメンバーの中でも最上位です。今回の上位人気馬は差し、追い込みの馬が多く前走先行出来たようなレース運びをできたら先行有利なレース傾向にもハマり勝ちが狙えるでしょう。

しかし、昨年は3走すべて馬券外に沈んでいます。さらに早熟傾向のエピファネイア産駒でありもう好走することは難しいかもしれません。しかし、前走の有馬記念は6か月ぶりのレースでありメンバーのレベルも高かったにも関わらず5着と昨年のレースの中ではかなり善戦していました。

有馬記念の時は馬体重が+12キロで馬体が絞り切れていなかった。レース前の調教に騎乗した横山武史騎手もその状態の悪さについて強く言及していました。それでもレースでは先行し、大阪杯と宝塚記念では見られなかったような最後まで追って伸びるという姿が見られました。レースへの前進気勢が失われていると言われいましたが、装具をつけたりと色々と工夫を凝らしていた陣営の努力が実っていたと思います。

今回の調教では完全復活に向けて順調なようで、併走した馬に馬なりで2馬身差をつけての楽々先着。横山武史騎手も「有馬記念の時より良くなっています。ハッキングの素軽さが全然、違うからね。体重も現時点で前走より減っているみたいだし、半年ぶりを叩いて不要な部分がそがれている感じがします」とコメントしています。全盛期ほどとはいかないまでもそれに近い力を取り戻せていたら今回のメンバー相手でも十分勝てるでしょう。エフフォーリアの復活勝利に期待です。

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○ ウインマイティ―

対抗はウインマイティ―。想定5番人気、鞍上は和田竜二騎手。有馬記念6着からの参戦です。

前走のメンバーレベルの高い有馬記念で6着に入れたのは良かったと思います。京都記念は先行馬が7勝、複勝率も50%超えと先行出来る馬を中心に考えたい。今回のメンバーの中で先行できる馬の中ではエフフォーリアに次いで強い馬と考えています。

近走で馬券になったマーメイドSと京都大賞典はともに今回と同じ阪神競馬場で、2勝をあげていて大敗したのはG1エリザベス女王杯のみであるためコース相性は良いと思います。ゴールドシップ産駒で長距離レースにも対応できるため、このコースで求められるスタミナも十分でしょう。

鞍上の和田竜二騎手は200連敗を喫するなど調子が良いとは決して言えませんが、先週連敗を脱出してからは、G3きさらぎ賞で7番人気を3着にもってくるなど調子は上向いてきていると思います。この勢いのまま馬券内に入ってくれることに期待です。

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▲ ドウデュース

三番手はドウデュース。想定1番人気、鞍上は武豊騎手。凱旋門賞19着からの参戦です。

昨年のダービー馬が日本ダービー以来の日本での出走です。昨年はダービーの他にも皐月賞で3着、2歳時にはG1ホープフルSを制覇しており実績は完全に上位。現在4歳馬で複勝率35%とレース相性の良い年齢でもあります。

ドウデュースで心配なのはその状態面。前走の凱旋門賞はもともと日本馬には厳しい力のいる馬場に加えてひどい重馬場でした。実際に同じ凱旋門賞に出走していたタイトルホルダーは日本復帰初戦となった有馬記念では2番人気ながら9着と大敗。これは凱旋門賞のダメージが大きかったといいます。ドウデュースも同様のことが考えられますが、凱旋門賞ではスタート直後から無理をさせず最後まで追うことなく19着でした。逃げでずっと先頭を走っていたタイトルホルダーとは違いほとんどちゃんと走らせていませんでした。さらに4か月半という十分な休養をとっており状態面の不安はそこまでないのではないかと思います。

状態面の問題がなく力を発揮できたとしても問題なのは京都記念のコース形態。阪神2200mは直線が短く、スタミナが必要になるコース。ドウデュースは日本ダービーでは4コーナー14番手からの差し切り勝ちをおさめるなど追い込みを得意とする馬。東京と違い直線がかなり短い阪神内回りコースでは差し届かない可能性があります。特に先行馬が強いレースなのでさらに不安な点です。

スタミナ面に関しても東京2400mで1着は取っているものの東京は坂が1回だけで直線での勝負になりやすいため急坂が2回ある阪神2200mよりもスタミナが求められにくいです。そしてG1朝日杯を勝っているようにマイルが一番適正としては高いのではないかと考えています。ただ昨年の年度代表馬であるイクイノックスに勝利している馬ですので、状態面に不安が無ければコースやスタミナ面の不安も克服して好走してくれるはずです。

まとめ

今回は京都記念の過去10年データ分析と枠順確定前予想をやっていきました。

データの注目ポイントは4,5歳馬、6番人気、外枠、栗東所属、前走G1組、先行馬

枠順確定前予想印は

◎ エフフォーリア

○ ウインマイティ―

▲ ドウデュース

枠順確定後には最終予想も投稿するのでそちらもぜひチェックしてください!

今週も一緒に当てられるように頑張りましょう!ありがとうございました!

土曜日に開催されるクイーンカップの過去10年データ分析と枠順確定前予想もやっているのでこちらもぜひ参考にしてください!

京都記念の最終予想については↓こちらをぜひ参考にしてください!

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