【青葉賞2023】ダービーへの最終切符を掴むのは誰だ!過去10年データ分析

競馬予想

4月29日(土)にはGⅡ青葉賞が開催されます。このレースは日本ダービーと同じ条件で開催されるダービートライアルレース。このレースで2着以内に入った馬には優先出走権が与えられます。

ダービーへの優先出走権を得られる最後のトライアルレース。まさに最終切符を掴むことになるのは誰なのか。世代最高の栄誉を手にする権利を得るために熱いレースが繰り広げられます。

ジュリケイバ
ジュリケイバ

今年の青葉賞はいつも以上に豪華メンバーだ!

今年は「GⅠ馬3頭の超良血」グランヴィノス、「連勝中の怪物候補」スキルヴィング、「衝撃の新馬戦」ハーツコンチェルトなどが出走予定。

ダービーと同舞台であることからここを勝った馬は一気に2冠目の有力候補となります。日本ダービーをより楽しむ、より的中させるためには見逃せない一戦です。

そんなレースを今回は過去10年データ分析から紐解いていきたいと思います!

このデータ分析記事では大阪杯でダノンザキッド10番人気3着桜花賞でペリファーニア5番人気3着皐月賞でタスティエーラ5番人気2着と3週連続で穴馬の好走を導き出すことができています!

あなたも一緒に穴馬を見つけ出し、馬券を的中させて楽しい競馬ライフを送りましょう!

青葉賞 コース特徴

コース形態芝・ダート距離直線の長さ
左回り東京2400m25

日本ダービー、オークス、ジャパンカップといった最高峰のレースが行われるコース。

正面スタンド前からのスタートで1コーナーまでの距離は約350mと長いため、枠順の有利不利はないがここでのポジション取りが重要。

最後の直線が長いため、末脚勝負になりやすく逃げ・先行馬の押しきりは難しい。しかし、馬場が悪化した場合は逃げ・先行馬が強い傾向にある。

最後の直線では高低差2mの長い坂があるため、持続力と瞬発力のある末脚だけでなくスタミナも求められるタフなコースです。

青葉賞 過去10年データ分析

人気別成績

人気成績勝率連対率複勝率
1番人気2-3-3-220%50%80%
2番人気0-1-1-80%10%20%
3番人気2-0-1-720%20%30%
4~6番人気4-4-4-1813.3%26.7%40%
7~9番人気1-2-1-263.3%10%13.3%
10番人気以下1-0-0-711.4%1.4%1.4%

1番人気が複勝率80%と圧倒的信頼度。2014~2021年まで8年連続で馬券内。1番人気を軸馬にしたい。

一方で2.3番人気はそこまで好走できていない。1.2番人気がともに馬券になった年はありませんでした。1番人気が入ったとしは必ず4~6番人気の馬も入っています。

1番人気+4~6番人気で馬券を組み立てたい。

枠順別成績

枠番成績勝率連対率複勝率
1枠2-1-1-1311.8%17.6%23.5%
2枠1-3-0-135.9%23.5%23.5%
3枠2-0-2-1411.1%11.1%22.2%
4枠1-2-2-135.6%16.7%27.8%
5枠2-2-2-1410%20%30%
6枠1-0-0-195%5%5%
7枠1-2-2-213.8%11.5%19.2%
8枠0-0-1-250%0%3.8%

内枠有利傾向。1~5枠はどこでもかなりの好走率です。内枠に入った馬を評価したい。

一方で6・8枠は苦戦傾向。6枠からは2014年ショウナンラグーン、8枠からは2016年のレーヴァテイン。ここ6年はこの二つの枠からは好走馬が出ていません。

所属別成績

所属成績勝率連対率複勝率
美浦4-4-5-625.3%10.7%17.3%
栗東6-6-5-706.9%13.8%19.5%

所属による大きな有利不利はありませんでした。所属は気にしなくて良いようです。

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脚質別成績

脚質成績勝率連対率複勝率
逃げ1-1-0-810%20%20%
先行1-4-0-283%15.2%15.2%
差し6-3-9-538.5%12.7%25.4%
追い込み1-2-1-432.1%6.4%8.5%
マクリ1-0-0-0100%100%100%

直線の長いコース形態から差し馬がかなり優勢傾向。しかし、追い込み馬は複勝率8.5%と苦戦しているので中団の好位で競馬できる馬を探したい。

逃げ馬で好走した2頭は5番人気と9番人気。穴馬の逃げきりには注意。マクリで勝ったのは2017年1番人気だったアドミラブルのみ。そこまで注意しなくてもよさそう。

前走別成績

前走成績勝率連対率複勝率
JRA重賞3-3-1-327.7%15.4%17.9%
オープン特別0-0-1-130%0%7.1%
1勝クラス6-7-8-686.7%14.6%23.6%
未勝利1-0-0-195%5%5%

意外にも前走1勝クラスの馬が最も好走数が多かった。過去10年すべてで1勝クラスの馬が好走している。その次に重賞組がつづくかたち。

1頭ずつしか好走できていないためオープン特別、未勝利からの馬は消し

×アサカラキング、クレオメデス、サトノトルネード、シャドウソニック、ナイトインロンドン、ニシノレヴナント

前走1勝クラスだった馬の前走距離別成績

前走距離成績勝率連対率複勝率
芝2000m以下0-0-2-100%0%16.7%
芝2200m以上6-7-6-449.5%20.6%30.2%
ダート戦0-0-0-140%0%0%

前走1勝クラスの馬では芝2200m以上のレースに出ていた馬が圧倒的。21頭のうち19頭を占めていた。またそのレースを勝っていた場合【5-6-6-17】複勝率50%とさらに跳ね上がる。

2200m以上の主なレースとしては大寒桜賞、ゆりかもめ賞、アザレア賞、山吹賞など。

○アームブランシュ、サヴォ―ナ、スキルヴィング、マサハヤウォルズ、ヨリマル

前走JRA重賞だった馬の前走着順別成績

前走着順成績勝率連対率複勝率
5着以内2-3-1-1310.5%26.3%31.6%
6着以下1-0-0-195%5%5%

前走JRA重賞組で好走した7頭のうち6頭は前走5着以内でした。特に芝2000m重賞だった場合は【2-2-0-2】複勝率66.7%と好相性。

6着以下から好走したのは2018年のゴーフォザサミットのみ。割り引きが必要。

×グランヴィノス

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芝2000m以上のレースでの勝利経験の有無別成績

経験の有無成績勝率連対率複勝率
あり10-9-9-819.2%17.4%25.7%
なし0-1-1-510%1.9%3.8%

芝2200m以上の1勝クラス、芝2000m重賞を走っていた馬が好相性なように、芝2000m以上のレースで勝利経験のあった馬が馬券内30頭のうち28頭を占めていました。

この経験が無かった馬では2013年1番人気11着のレッドレイヴン、2019年2番人気12着のウーリリと上位人気でも大敗しています。この経験が無い馬は割り引きが必要。

×ティムール、ナイトインロンドン、マサハヤウォルズ

父の日本ダービーでの着順別成績

着順成績勝率連対率複勝率
5着以内10-6-9-829.3%15%23.4%
6着以下または不出走0-4-1-500%7.3%9.1%

ダービーに直結するレースであることからその血統面にも注目する必要があります。過去10年の勝ち馬すべて父が日本ダービーで5着以内の結果を残していました。

馬券内30頭のうち25頭が該当するデータなので父が日本ダービーで活躍出来ていなかった馬は割り引きが必要。

×クレオメデス、グランヴィノス、スキルヴィング、ナイトインロンドン、ニシノレヴナント、ヒシタイカン、マサハヤウォルズ、メイテソーロ、ロゼル

青葉賞 最終予想

◎ スキルヴィング

本命はスキルヴィング。想定1番人気、鞍上はC.ルメール騎手。ゆりかもめ賞1着からの参戦です。

ここまで3戦2勝と安定感のある成績を残しています。前走芝2200m以上の1勝クラス、芝2000m以上のレースでの勝利経験ありのプラスデータに該当しています。また、想定1番人気で、1倍台の圧倒的な人気なのでこのまま1番人気になりそう。1番人気となった馬は【2-3-3-2】複勝率80%とかなり信頼できます。

前走は出遅れたことで最後方からの競馬となりました。終始後方で直線で追い出しを開始。鞭が一発入ると反応よく加速していき、最後はながした感じながら3馬身差の圧勝。

上がり3ハロンも34.0秒と好タイム。注目したいのは上がり2位の馬が34.5秒ということ。上がり2位の馬とは位置取りがほとんど同じながらこれだけの差をつけているので、いかにこの馬の能力が抜けていたかが分かります。2着のサヴォ―ナは次走でアザレア賞1着になっており決して弱い相手ではありませんでした。

ここまでの3戦すべて東京を使っているのでコース相性は抜群。勝利したここ2戦はともに2着に0.5秒差をつける圧勝。新馬戦では2着に敗れたものの、1着とはクビ差。また3着にはGⅡニュージーランドTを勝利したエエヤン、4着にはGⅢ京都2歳S4着のシュタールヴィントがおり、この2頭には2馬身以上先着しています。

不安点としては枠。今回6枠11番にはいりました。6枠はここ10年で1頭しか好走しておらず複勝率5%と苦戦傾向の枠。ここ8年好走馬が出ていません。しかし、この馬の能力ならデータを覆せるものがあると思います。また、15頭以上のレースを走るのは初めてで内枠で揉まれるのは嫌だったので、外枠に入って競馬しやすくなったのではないでしょうか。

鞍上のルメール騎手とはここまで全レースコンビを組んでいます。ルメール騎手の過去3年東京芝2400m成績【8-6-1-9】複勝率62.5%とまさに「東京の鬼」!そのルメール騎手が皐月賞3着のファントムシーフのダービーでの騎乗をこの馬の存在により保留している模様。それだけ高い期待を背負っています。

また、今乗りにのっているキタサンブラック産駒。昨年の年度代表馬イクイノックスや皐月賞馬ソールオリエンスなどがすでに活躍しています。この馬も彼らに続いての好走に期待です。

お名前.com

○ アームブランシュ

対抗はアームブランシュ。想定9番人気、鞍上は吉田豊騎手。山吹賞3着からの参戦です。

前走芝2200m以上の1勝クラス、芝2000m以上レースでの勝利経験あり、父が日本ダービーで5着以内のプラスデータに該当しています。ここまで5戦1勝、馬券内は未勝利戦での勝利と前走山吹賞での3着のみですが、東京では1戦1勝なのでコース適正は十分です。

この馬で評価したいのは2走前のGⅡ弥生賞。このレースでは10頭中9番人気の下位人気ながら4着と健闘。このレースは1着のタスティエーラが次走GⅠ皐月賞で2着に好走。2着のトップナイフはGⅠホープフルステークス2着。この他GⅢ京都2歳Sを勝ったグリューネグリーンがいるなどハイレベルレース。

このような相手に1着馬とは0.2秒差、2着馬とはタイム差なし。さらに上がり最速の末脚を披露しました。スタートで出遅れてのこの結果だったので、スタートが上手く出ていれば逆転もあった内容だったと思います。

前走も上がり2位、未勝利戦では上がり33秒台の好タイムもマークしており、安定して速い末脚を繰り出せています。直線の短い中山よりも直線が長い東京の方がこの馬の力を発揮できると思います。これまでタフな中山で2000m以上をこなせているので、2400mも問題ないと考えます。

7~9番人気でも複勝率13.3%と活躍できるレースなので、この馬の激走に期待です。

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▲ ヨリマル

三番手はヨリマル。想定7番人気、鞍上は菅原明良騎手。大寒桜賞1着からの参戦です。

前走芝2200m以上の1勝クラス、芝2000mレースでの勝利経験あり、父が日本ダービー5着以内のプラスデータに該当しています。ここまで5戦2勝ですが、左回りでは【2-1-0-0】と適正がはっきりしているタイプ。初の東京ですが適正は高いです。

前走大寒桜賞は4コーナー2番手から先行押しきり勝ち。不良馬場での開催でこの馬と同じく先行していたシリンガバルガリス、ウインスノーライトが5,6着と前がつぶれる中で粘り切ったのは強い内容でした。さらに上がり最速を記録した点も評価できます。

この大寒桜賞はこのレースとの相性が非常に良いです。過去10年で6頭が好走しており、1勝クラスクラスの中では最多の好走数。また、この6頭はすべて大寒桜賞1着馬でこの馬と共通しています。また、前走中京芝の1勝クラスで1着になった馬は【1-3-3-1】複勝率87.5%と強力なデータに該当します。

前走は不良馬場ながら2200m戦を勝利したので、200mの距離延長も問題なくこなせると思います。枠も2枠3番に入り複勝率23.5%と好枠。まだ東京開催2週目で馬場もあれていないですし、内枠からの先行粘りこみによる好走に期待です。

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