高松宮記念の枠順が発表されました。詳しい枠順についてはこちらを参照してください。
今回は枠順を考慮して高松宮記念の最終予想を発表していきたいと思います。
高松宮記念の過去10年データ分析もやっているのでぜひ参考にしてください!

高松宮記念 最終予想

◎ ナムラクレア
本命はナムラクレア。想定2番人気、鞍上は浜中俊騎手。シルクロードステークス1着からの参戦です。
馬券の中心である4歳馬。前走1着であり、前走連対していた馬は過去10年のうち9年で馬券に絡んでいます。その前走はシルクロードステークスで、このレースからの出走となった馬は4勝、連対率20%と最も相性の良いローテーションです。今回と同舞台のレースで勝ち切れたことは高評価です。
そのシルクロードステークスのパフォーマンスはさらに評価できる内容でした。このレースはナムラクレアにとって休み明け、新馬戦以来の左回りであり、牝馬ながら56.5kgという高斤量(牡馬換算58.5kg)を背負うなどレース前は不安点も多数ありました。
しかし、そんな不安を払拭するように上がり32.9秒という抜群の末脚での差し切り勝ち。さらに一度2着のファストフォースに追い抜かれますが、それを差し返しての勝利でした。これをみてもかなりの勝負根性の持ち主であることが分かり、彼女にとって斤量は問題にならないと感じられます。今回はその斤量が56kgに減量されるためさらに力を発揮してくれるでしょう。
不安点としてはGⅠでの実績。初のGⅠ挑戦となった昨年のスプリンターズステークスでは2番人気に推されながらも5着に敗れてしまいました。このことからもGⅠで好走実績のあるナランフレグやピクシーナイトに勝てるのかには疑問が残ります。

ただ、この負けは進路取りの差だったと思います。この時は1~4着まで内馬場を走っていた馬という内馬場有利の条件で大外を走りながら僅差の5着になっています。負けて強しの内容で、進路をうまくとっていたらG1でも十分勝ち負けできた実力はあったと思います。
今回は7枠15番と外枠に入りました。複勝率10.3%と苦戦傾向の枠。この馬自身も内枠で好成績を残してきているので枠的にはマイナスな印象。さらに日曜日は雨模様であるため外が不利になる可能性も。枠の影響で人気が下がっており、実力の割に高いオッズで買えるのでおいしいと割り切っていきます。
GⅠ級の高い能力を持ちながらここまで一歩届かないもどかしい成績が続いていますが、個人的にもとても好きな馬なのでここで一花咲かせてもらいたい。
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○ メイケイエール
対抗はメイケイエール。想定1番人気、鞍上は池添謙一騎手。香港スプリント5着からの参戦です。
ここまで14戦7勝、うち重賞6勝と非常に強い馬。その戦績を詳しくみると【7-0-0-7】とピンかパーかの極端な成績。さらに負けた7戦のうち6戦がGⅠとなかなかタイトル獲得に苦労している馬でもあります。この馬が悲願のGⅠタイトルを掴むとしたらここしかないというくらい今回は好材料が揃いました。
この馬で評価できる点は近走内容、臨戦過程、枠順の3点です。
近走内容について、前走はGⅠ香港スプリント5着と健闘しました。香港はスプリンターのレベルが非常に高く、ロードカナロアが勝つまでは日本馬が勝つのは凱旋門賞よりも難しいとまでいわれるほど。実際に1~3着まで香港勢が占めるなか日本馬では最先着を果たしました。
前走は不利な条件も重なっていました。短距離戦では不利な「大外枠」、池添騎手の負傷による「テン乗り」、日本で使用してきた「折り返し手綱の禁止」で能力を発揮しきれたとはいえません。このような状況での5着は立派でしょう。また、6着のラッキースワイニーズはその後1着だったウェリントンにGⅠで勝利しており、ハイレベルな相手に先着していた点も評価できます。
臨戦過程について、今回は3か月半の休養を挟んでの出走となります。この馬は休養明けのレースの方が走る傾向で、休み明け初戦が【2-0-0-1】、2戦目が【0-0-0-3】と明らかです。
枠順について、今回は3枠5番と内枠に入りました。3枠は複勝率15%とまずまず。しかし、雨の影響で土曜競馬では外を走った馬が伸びを欠き、内枠の好走が目立つ結果となっていました。そのため、内枠をとれたことは大きくプラスに働くでしょう。その他有力馬がそろって外枠になったこともプラスです。
今回はメイケイエールに追い風が吹いている状況ですが、過去のGⅠでの成績を考えると怖さがあるのも正直なところ。激しすぎる気性も成長に伴って落ち着いてきたようなので悲願のGⅠタイトルを掴んでもらいたい。
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▲ ダディーズビビッド
三番手はダディーズビビット。想定11番人気、鞍上は秋山真一郎騎手。阪急杯2着からの参戦です。
このレースは前走で連対してい馬が複勝率29.5%で過去10年のうち9年で馬券に絡んでいるため、前走連対馬を積極的に狙っていきたいところ。この馬も前走連対しており、阪急杯組は3勝、複勝率17.4%と相性のいいローテーション。また、前走4番人気以内というプラスデータにも該当します。
この馬は重賞での好走こそ前走が初めてでしたが、短距離重賞では強い相手に善戦してきています。4着に敗れたオーシャンSは1着がスプリンターズステークスを制したジャンダルム、2着が高松宮記念を制したナランフレグ。その相手に0.2秒差の4着はかなり強い内容。同様に4着に敗れたセントウルステークスは1着が重賞6勝のメイケイエール。この時はレコードタイムだったため1着とは離されましたが、2着とは0.2秒差。さらに安田記念を制したソングラインに先着しています。
前走の阪急杯は直線で上がり33秒台の素晴らしい末脚で1着のアグリにクビ差まで迫りました。3着馬とは2馬身半差をつけており、その実力の高さを見せつけました。そのアグリは4連勝中の上がり馬で今回も3番人気に推されています。そんな強い相手に差のない競馬をしていたこの馬が11番人気になるなら狙い目です。
しかし、阪急杯のメンバーレベルがそこまで高くなかったため、GⅠへと相手のレベルが一気に強化される今回も好走できるかは疑問ですし、秋山騎手の初騎乗というのもマイナス要素。
それでも気性が荒く、折り合いに不安のあるこの馬にとっては距離短縮はプラスに働くはずです。また、左回りの方が好成績を残していて、1200m戦で好走した2戦はすべて中京開催。枠も2枠4番に入りました。2枠は3勝と最多賞の枠で複勝率30%と優秀です。得意の舞台に戻って絶好枠にも入るので前走よりもさらなる力を発揮してくれるでしょう。
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△ ナランフレグ
昨年の高松宮記念勝ち馬。3枠6番と絶好枠に入りました。絶好枠の前年勝ち馬が9番人気なのはかなりおいしいオッズ。前走の負けで人気を落としていますが、前走はプラス15kgと前哨戦仕上げで万全ではなかった。さらに出遅れたことでうまくポジションをとれませんでした。それでも上がり2位の末脚を使えていたので力は大きく落ちてはいないと感じられた。
しかし、この馬は7歳。7歳以上の日本馬の成績は【0-0-1-50】と昨年のキルロードしか馬券になっていません。この馬にとってはかなり厳しいデータです。
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△ トウシンマカオ
前走は4着に敗れましたが、強い内容の競馬でした。短距離戦で不利な大外枠で斤量も一気に3.5kg増量ながらの4着は評価できる内容。前走よりは斤量が減り、定量戦で他馬とのハンデもなくなるので条件は好転します。
ただ、前走強い内容だったとはいえ1着のナムラクレアとは0.5秒差と大きく離されました。今回も外枠に入ったため、この差を逆転するのはかなり厳しい。
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△ ロータスランド
昨年の高松宮記念2着馬。この馬で評価できるのは重馬場適正。日曜日は雨予報で重馬場になることが予想されます。これはこの馬にとっては大きくプラスに働くでしょう。重馬場の成績は【1-2-0-0】と連対を外したことはありません。昨年重馬場になった高松宮記念でも2着と好走し重馬場適正を証明しました。
枠順は4枠8番に入りました。4枠は複勝率30%と最も高い好枠。人気のメイケイエールを目標にしながら競馬ができる枠でもあるので、馬群の捌きが上手い岩田騎手ならうまく導いてくれるはず。1200m経験が昨年の高松宮記念しかないため、追走に苦労しないかだけが心配。

まとめ
今回は高松宮記念の最終予想を発表していきました。最終予想印は以下の通り
◎ ナムラクレア
○ メイケイエール
▲ ダディーズビビッド
△ ナランフレグ、トウシンマカオ、ロータスランド
今週も一緒に当てられるように頑張りましょう!ありがとうございました!
高松宮記念の過去10年データ分析もやっているのでぜひ参考にしてください!

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